基礎配筋組みから基礎完成まで
2022.12.10
12月10日(土)「いつでもニットの日」
ちょっと無理矢理感はありますが、国内のニット産業を盛り上げることを目的として制定されたそうです。
ちなみにこの冬自分もニットのセーターを一つ購入いたしました😃
いつも「おうち日記」をご覧いただき誠にありがとうございます。
今回は前回の続きになりますが、12月14日(水)に上棟を迎える西町3号地の
基礎配筋組み〜ベースコン型枠・打設〜型枠ばらし(基礎完成)
までをご説明いたします。
前回は捨てコンについてでしたが、今回は一気に基礎完成までをご説明いたします。
まずは「配筋組み」です。
配筋組みは基礎の強度に関わる大事な工程です。捨てコンクリートに、描いたスミ線に基いて鉄筋を組んでいきます。
また、基礎の寿命や強度に直接影響がある非常に重要な工程で、建築基準法などでも様々なルールが決められています。
組み上がり後に建築確認、住宅保険の検査官が立ち合い、基準通りに施行されているか厳しいチェックが入ります(配筋検査)。
「ベースコン型枠組立」
型枠組みとは、コンクリートを流してして固めるために設置する枠のことで、木製や鉄製などの枠が使われます。型枠は設計図に沿って組み立てられ、その後アンカーボルト(建物の構造材と基礎をつなぐ金属製の材料)
「ベースコンクリート打設」
型枠組が終わると、コンクリート打設。その後、型枠の中にコンクリートを流し込む「コンクリート打設」を行います。
型枠を外すまで一定の日数を置きます。これを養生(ようじょう)と呼びます。
アルホームは、このベースコンクリートの基礎床に斜めに排水用の管を外側に出して基礎内側に水が溜まらないようにしております。この排水は、建築土台敷の際に穴を塞ぎます。
「型枠ばらし」
ついに完成基礎のお披露目です。
型枠に外してから出来栄えを色々な方向からひび割れ等ないかチェックするとともに、気密性を高めるために基礎の繋ぎ目にコーキングを実施して隙間をなくしてます。
基礎完成後はなるべく早く建物を建てるようにはしていますが、その時の事情により、基礎のまま数週間経過することもあります。
昨今の夏場の暑さと太陽光線は極端に強く、セメントと水の化学反応で硬化するコンクリートには極度に早い水の蒸発は表面のひび割れの原因にもなりますので、その際は基礎に水を撒き、長期間たなる場合はシート張り等の処置を講じて極端な乾燥を防ぐ処置をします。
高温多湿で地震大国の日本では基礎が頑丈でないと家が長持ちしないので、基礎は家の要の部分と言えるでしょう。