救急講習
2022.12.06
早いものでもう12月になりました。さすがに冷え込む日が増えてきましたね。
急激な温度の変化は心筋梗塞や脳内出血等のリスクを増加させます。
住居内での温度差に気を配り「ヒートショック」には十分お気をつけ下さい。
ところで
11月に私AHAの日本ACLS協会のBLSプロバイダー研修に参加してきました。
AHAとはアメリカ心臓協会(American Heart Association)の略称で、心血管障害、脳卒中の研究および、心肺蘇生教育に関する情報を世界的に発信する、アメリカの患者支援団体です。
AHAが展開する緊急心血管治療 プログラムは、バイスタンダーCPRから始まり高度な二次救命処置に至るまでの「救命の連鎖」をつくりだし、救命プロトコールを確立。現在では世界30か国以上で展開される事実上の国際標準となっています。
正しい知識とスキルだけでなく
受講生の現実の場面を想定したシミュレーショントレーニングを繰り返し行い、
蘇生技術を確実に実践できる状態に引き上げます。※日本ACLS協会から抜粋
BLSプロバイダーとは
成人および小児・乳児の心肺停止に対する初期対応を身につけるための一日コースです。 AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法(CPR)や窒息の解除方法なども含まれています。
ということで
科学的に検証された効果的な1次~2次救命迄の、知識及び技術のトレーニングを
受けてきました。
研修は約1日。スキルと筆記の試験があります。
合格すれば終了証がもらえます。
新たな知識やスキルが加わり、大変有意義な1日でした。
今まで私は救命の場面によく遭遇しました。道具も人材も揃った環境です。
でも普通は
家庭や学校で、職場やその他の日常の場面でもそれは起こります。
そこには自分しかいない場合や、道具も助けもいない事の方が多いでしょうね。
今回の講習受講後に、色々考えを巡らせた結果
アルホームの代表含む全社員に、消防署での一般救命講習に参加して貰うことにしました。
反対されるかな❔と心配でしたが
社長含め、我が社員達の返事は「もちろんやります‼️」
びっくりの胸熱でした。
しかも会社にAEDの設置も許可まで頂き。
我が社は駅チカの繁華街にあります。
また建設業も行っています。
大工さん始め、様々な専門業者様が危険なお仕事をして下さっています。
オープンハウスには小さなお子様や ご高齢のお客様の訪問もございます。
いざというとき、自分達が出来る事をしよう。
救命の連鎖を紡げるように準備をしておこうという会社の姿勢を見て
ここにきてよかったなあとつくづく思いました。
次回は、社員の救命講習のリポートをお届けしたいと思います。
追記
一般救命講習ってどの位のレベルなのかな❔と思い一足お先に私も受講してまいりました。
ついでに終了証獲得してきました。
結果
実践的で、本気の本格的な内容でした。
一般市民の方が受講されたなら、本当に心強いです。