ミステリーはお好き?
2023.06.23
梅雨の季節です
じめじめしていてとても不快ですが、雨上がりの新緑が美しいですね
健康管理室のにしづです
最近の私の楽しみは、隙間時間の読書なんです
最近迄は忙しくて、読書する時間なんて贅沢中の贅沢。
長らく遠ざかっていました。
しかし
ある時ふと本屋にはいりまして
普段は料理や旅の本などをぱらぱらと立ち読みして終わりでしたが
なんとなく小説コーナーへ
10代の頃は、赤川次郎、星新一、松本清張、遠藤周作、渡辺淳一など読みあさりました
看護師になってからは、もっぱら専門書とか、海堂 尊とか夢中になっていました
今もう一度読んでみると、また違った感じかな?なんて思いながら
見知った作家のコーナー本をぷらぷらと歩き流してまして
なんとなくふと目についた一冊を
買ってみようとなんとなく手にしたのが中山七里氏
「ヒポクラテスの誓い」
以下抜粋
「あなた、死体は好き――?」
栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。
真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。
傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。
光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。
彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。
「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。
なぜ光崎はそこにこだわるのか―—。
凍死、事故死、病死……何の事件性もない遺体から
偏屈な老法医学者と若き女性研修医が導き出した真相とは?
死者の声なき声を聞く迫真の法医学ミステリー!
やってしまいました
はまってしまいました
面白いんですよね。張り巡らされた伏線の回収の気持ちいい事なんの
何よりラストです
読書も年季が入ってくると、途中でわかってしまうんです犯人が
しかし中山七里氏の作品は驚愕の大どんでん返し
中山七里氏の作品の魅力は音楽を題材にしたミステリーや
時代を先取りした社会問題をテーマにした作品が多いのが特徴ですが
「岬洋介シリーズ」「御子柴礼司シリーズ」「刑事犬養隼人シリーズ」など
人気のあるシリーズものも多く、順番に読むことでより楽しめて
登場人物がリンクしているところでしょうか
色々な作品で、知ったキャラクターが出てくるのもお楽しみの一つです
隙間時間をつぶすためというよりは
読書のために隙間時間を捻出するにしづでした。